命があるからこそ、死んだ人たちの気持ちを繋いでいくことができる。

死んでしまったら、言葉もしゃべれないし、何も伝えられないけれど。

生き残った人たちが、その心を代弁できる。

 

被災者の方の苦しさを身に沁みて感じてきました。

聞き合うことで、心を通わせることができた。

聞きにいったつもりだったのに、私が癒されていた。

なんにもできないという思いから、救われていました。

助かってくれて、ありがとう。その思いがこみ上げてきました。

 

生き残った人たちは、想像を絶する光景、凄惨な現場を見てきました。

ものすごく苦しい思いをしてきました。

子供たちだけでも助かるようにと、犠牲になったおじいちゃんたちもいた。

悲しまないでほしいという思いを残して。

その気持ちを伝えていくだけでも、報われるところがあると思います。

 

今は諦めの気持ちが強くて、何もできないと思っているけど。

気持ちを奥底までしまいこんでいる人が多いけど。

底には「もっとできる」という思いがある。

そこに気付くだけで、なんとかしようという気持ちを持てると思います。

 

ライブは、みなさんが心を開いていく一歩になったと思います。

顔に赤みがさしてきて、最後は笑顔になっておられました。

「すごく楽しかった、ありがとう」と言って。

 

「心を聞く」ことは、被災地の方々にとって、ものすごく意味が大きいことだと思います。

「聞く」ことの真価が発揮されていくでしょうし、尊く貴重な試みだと思います。

 

本当の意味での復興は、自分の力を信じて、進めてこそです。

心の中にある希望を見つけてほしい。

希望は、やっぱり笑顔、心からの笑顔なんです。

 

received_896800373731917

 

国生さん、ありがとうございました。

 

■FB.ツヨッターで、最新情報をチェック♫ いいねを押してね♪