命があるからこそ、死んだ人たちの気持ちを繋いでいくことができる。
死んでしまったら、言葉もしゃべれないし、何も伝えられないけれど。
生き残った人たちが、その心を代弁できる。
被災者の方の苦しさを身に沁みて感じてきました。
聞き合うことで、心を通わせることができた。
聞きにいったつもりだったのに、私が癒されていた。
なんにもできないという思いから、救われていました。
助かってくれて、ありがとう。その思いがこみ上げてきました。
生き残った人たちは、想像を絶する光景、凄惨な現場を見てきました。
ものすごく苦しい思いをしてきました。
子供たちだけでも助かるようにと、犠牲になったおじいちゃんたちもいた。
悲しまないでほしいという思いを残して。
その気持ちを伝えていくだけでも、報われるところがあると思います。
今は諦めの気持ちが強くて、何もできないと思っているけど。
気持ちを奥底までしまいこんでいる人が多いけど。
底には「もっとできる」という思いがある。
そこに気付くだけで、なんとかしようという気持ちを持てると思います。
ライブは、みなさんが心を開いていく一歩になったと思います。
顔に赤みがさしてきて、最後は笑顔になっておられました。
「すごく楽しかった、ありがとう」と言って。
「心を聞く」ことは、被災地の方々にとって、ものすごく意味が大きいことだと思います。
「聞く」ことの真価が発揮されていくでしょうし、尊く貴重な試みだと思います。
本当の意味での復興は、自分の力を信じて、進めてこそです。
心の中にある希望を見つけてほしい。
希望は、やっぱり笑顔、心からの笑顔なんです。
国生さん、ありがとうございました。
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