素直な気持ちに正直に生きていく。

それがはっきりとわかりました。

本当の自分は、生き方はこっちだったって。

 

両親を置いて、福島を離れたくない。

井戸端わもんで、その気持ちに気付かせてもらっていました。

福島にいることでの子供たちへの害をすごく考えてて。

放射能の影響で健康を損ねたり、命を縮めてしまうんじゃないかっていう不安があって。

でも生まれ育った土地を離れたくない。両親を置いて、移住できない。

ここで生きていく気持ちを固めたとき、どうやったら子供たちを守っていけるかを考えました。

 

震災後から毎年、訪ねていた岡山県の「わら」で教えてもらった自然食を取り入れた食べ方、生き方をしていこうって思いました。

実践していることを発信したり、体にいい食事を提供できるお店を開けたらいいなって。

支えてくれてるお友達、その子供たち、みんなで元気にいつまでも福島で暮らせるように。

でもお金がなかったり、うちの子供たちはまだ小さいし、不安な要素がありました。

 

ライブで、思い出しました。

やりたいように生きていた頃の自分を。

素直にやりたいことをやって、楽しんでる姿を子供たちに見せてあげる。

それが私の本当の生き方なのかなって。

 

すぐにお店は開けないかもしれないけど、食の知識を高めたり、料理の仕方を勉強したり。

ちっちゃなことからはじめて、一人ずつでも、そういうお話をしていけたらいいなって。

目の前の目標に気付くことができました。

 

男性ばかりのライブで緊張したけど、話していくうちに、実はこんなことを想っていた、悲しかった。

本当の気持ちに自分で気付くことができました。

聞く側になったとき、「話してくれて、ありがとう」って、すごく嬉しい気持ちになりました。ありがとう。

 

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帆苅さん、ありがとうございました。

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