今、生きてることが一番の幸せ。

生きていること、そのものがありがたい。

その思いを大切に、自分を聞き、相手を聞かせて頂く。

生れた瞬間のような穢れのない純粋さ、素直さで。

それが心の在りようなんだと気付かせてもらいました。

 

つよっさん、スタッフとの聞き合うライブでした。

全体がうまくいってると思い込むと、過信したり、見落としがあったりするんでね。

改めて原点に返って、一つひとつを確認していきました。

足りないものを「足りない」と言うんじゃなくて、埋め合っていきながら。

 

一番、大きかったのは、「聞くこと」の細かい部分を微調整していったことかな。

今日、つよっさんが91歳のおばあちゃんの家を訪ねられたんですよ。

「お昼ご飯を食べていってよ」ってことで、後から僕らも呼んで頂いて。

元のお家は放射能の関係で住めなくなって、今の場所に移られたそうでね。

みんなでお話を聞かせて頂いたんだけど、良かれ悪かれ、聞く側の感情が入るんですね。
ホントになにも考えないで、ただそうなんだって聞ければいいんだけど。

 

そのあとに別れを惜しんだり、悲しい気持ちにちょっと入り込んでしまうこともある。

お話してくださる方にそういった思いを残してしまう。

たとえば、心の病を抱えている方の苦しい部分にフォーカスしたり、マイナスに捉えてしまうこともそうです。

 

お互いの聞き方や、アプローチで出る癖なんかを細かく聞き合えたことが良かったですね。

深く聞きにいくことも、冷静でいることも、両方が大事なんだと思いますね。

 

現地現場で自分と向き合い、ホントに気付かされるなぁと感じてます。

言葉でいえば、完全沈黙、絶対尊敬に値することをまざまざと実感させて頂けてる。

東北にかぎらず、聞く力は聞かせてもらうことで深まっていくんだなと思います。

 

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川窪さん、ありがとうございました。

 

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